女優の三田佳子が所属事務所を通じて4日に急性リンパ腫のため亡くなった橋田壽賀子さんを追悼した。

「突然のご訃報に、声も出ませんでした。先生はいつも明るく、不死身の方と思っていましたのに」と訃報に驚いたという三田。橋田さんとは「1982年、ご主人のプロデュースされたドラマ『結婚』で初めてご一緒しました」と振り返った。

「その後、私の女優としての代表作となった大河ドラマの『いのち』では、1年3か月の撮影期間を通して、毎回毎回、先生とお話を重ねながら役作りに励んだことを思い出します。ちょっと毒舌の様で、実は可愛らしく、お茶目な先生の語り口が、耳に残っています」と思い出も語った。

「先に逝かれたご主人と、やっと一緒になられましたね。どうぞ安らかに」と悼んだ。