俳優えなりかずき(36)が、TBS系「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる脚本家の橋田寿賀子(本名岩崎寿賀子=いわさき・すがこ)さんの訃報を受け、「全く信じられず、とてもとても悲しいです」と思いを吐露した。

えなりは5日深夜、ブログを更新。「橋田先生のニュースを知って、本当に驚いております。橋田先生といえば、週に何日もジムに通い、元気に世界を飛び回っているイメージでした。それゆえ、このニュースが全く信じられず、とてもとても悲しいです」と書き出した。

「渡る世間ー」で小島眞役を演じ、“橋田ファミリー”の一員として知られるが、「直接質問させていただく機会は何度かあったにも関わらず、やっぱり緊張していたり、こんな質問は失礼ではなかろうか、怒られるんじゃないか、お忙しいのに自分の質問で時間を奪ってしまったら申し訳ないなとか、自主規制をしてしまって、聞きたいことを聞けずにおりました」という。

「厚かましいと思われても、もしかしたら怒られたかもしれませんが、聞きたいことは聞いてみればよかったと後悔しています」と悔やんだ。その上で「きっと橋田先生は天国でも元気に歩き回って旅をして、創作活動をなさっているんじゃないかと想像しております。わたくしが天国に行けたなら、こちらで伺ってみたかったことを聞いてみたいと思います。その日までは橋田先生のパワフルな行動力を見習って、日々頑張ります」とつづった。

橋田さんは4日、午前9時13分、急性リンパ腫のため、亡くなった。95歳だった。