King&Prince高橋海人(22)が14日、TBS緑山スタジオで、同局系日曜劇場「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜午後9時)の制作発表会見に出席した。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部寛(56)や長澤まさみ(33)演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

高橋は、両親を亡くし、ラーメン店を1人で切り盛りする姉と一緒に暮らす瀬戸輝を演じる。将来への夢や希望がなく、なんとなく店を継ぐと思っている影のある役どころだ。「僕が今まで演じさせていただいた中で一番男らしくて武骨な人間なので、素の僕と結構違うところがいっぱいあって、悪戦苦闘している」と役について語った。

自身は受験を経験したことが無いといい「受験生という青春を経験することができて、うれしく楽しく現場に臨ませていただいております。頑張って東大合格を目指して勉強したいと思います」と笑顔を見せた。

ラーメン店を手伝う役どころということで「役作りで毎日ラーメンを食べている…毎日はウソなんですけど、2日に一遍くらい食べているので、どこか役に立ってくるのかな」と笑わせた。主演の阿部からは「海人君の芝居をみて、すごくキレがいいなと。今までにない生徒だなと。まだそんなに一緒にやっているシーンはないんですけど。どういう風にこれからなっていくんだろうって楽しみです」と期待を寄せられた。

同作出演が決まり、King&Princeメンバーから祝福されたという。「みんな跳びはねて喜んでくれました。そこから会うたびに岸(優太)君が『阿部寛さんどうだった? 長澤まさみさんどうだった?』って聞いてくる。King&Princeのみんなの期待もかかっているので、背負って頑張っていきたい」と力を込めた。

新垣結衣(32)ら前作の「東大クラス」の生徒は日本を代表する実力派俳優に成長した。今作の生徒役にも注目が集まる。