演歌歌手二見颯一(22)が昨年4月21日から、毎週火曜日に「二見颯一チャンネル」で動画配信を欠かさずに行っている。コロナ禍で公演やイベントの延期・中止が相次ぐ中、ファンとの触れ合いの場を求めて開設したという。

今月20日の配信が52回目だった。「主にトークと歌唱をしています。普段のステージでは話さないような学校(大学4年生)のことも、ここでは話しています。昨年まではスタジオから配信していましたが、今年からは自宅にしました。二見颯一の普段の“顔”を一層、お見せできていると思います」。

得意の料理をブログやツイッターに載せるなど、動画以外のSNSも駆使している。「実は料理を始めたのは昨年4月から。健康維持のために自炊をしようと思ったことがきっかけなんです」。

二見は5歳から民謡を習い、中1の時に民謡民舞少年少女全国大会中学生の部で優勝。19年3月に「哀愁峠」でメジャーデビューした。今年2月に3枚目のシングル曲「修善寺の夜」を発売。3月には、日本ゴールドディスク大賞の「ベスト・演歌/歌謡曲・ニューアーティスト」を受賞した若手の注目株だ。

「SNSを使うことで、ファンの人たちとの新しい交流の形ができましたが、やはり直接お会いしたいです。早くコロナがあけて、お互いに元気な姿で再会したい」と話した。