米アメフトNFLの元スター選手でプロレスWCWマットでも活躍したスティーブ・マクマイケル氏(63)が、難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)で闘病中と公表し、プロレス界からも激エールが送られている。
 
 同氏はNFLではニューイングランド・ペイトリオッツ、シカゴ・ベアーズ、グリーンベイ・パッカーズでプレーし、ベアーズではスーパーボウル制覇に貢献。引退後はプロレス界に進出し、〝狂乱の貴公子〟リック・フレアー(72)率いる「フォーホースメン」の一員としてリングで暴れ回り、1997年にはUS王者にもなった。

 そんな同氏を支援するクラウドファンディングも立ち上がるなど、全米で激励の声が上がっているが、プロレス界も負けていない。
 
 プロレス界のレジェンドで盟友のフレアーは「モンゴー(マクマイケル氏の愛称)、君はプロレスに来る前からオレたちのヒーローだった。スーパーボウル王者であり、生粋のホースメンだ。君は評判以上の男。闘病、頑張ってくれ。みんなが愛している」とツイッターに記した。

 元WCW副社長のエリック・ビショフ氏(65)は「スティーブは一緒に仕事をするのに最高で、素晴らしい男でした! スティーブ、自分のことを考えて!」と投稿。WWE殿堂者のミック・フォーリー(55)も「本当に心が痛い。モンゴー、頑張って!」とツイートしている。
 
 日本では闘病中の〝燃える闘魂〟アントニオ猪木氏(78)にファンから多くのエールが届いているが、米国のファンもマクマイケル氏の復活を信じてやまない。