ジャッキー・チェン最新作「プロジェクトV」の公開(5月7日)を前に、大のジャッキーファン武田梨奈(29)と〝本人公認〟ものまね俳優ジャッキーちゃん(46)が都内で26日、ジャッキー愛を語り尽くした。ジャッキー作品の試写で「一番会う率が高いのはジャッキーちゃんさん」(武田)とのことだが、意外やこれがイベント初共演。

 保育園児のころから家族と「お茶とかお水で酔拳ごっこをやっていた」という武田は、ジャッキーの影響で14歳のときアクション女優のオーディションを受け、今にいたる。ただ「遠目で舞台あいさつ見たりとか」ぐらいで、本人には会ったことがない。

 かたやジャッキーちゃんは、ものまねを披露している最中に本人登場というドッキリ企画で一度、ジャッキーと対面している。「そのとき僕、今みたいに汗かいてて、ジャッキーさんが『大丈夫?』ってどっからか扇風機持って『これ涼しいよ』って。そのときの日本人スタッフは、誰も僕のケアしない。ジャッキーさんだけうちわ取ってずっとあおいだり、とっても優しい人でした」

 2人は好きな作品も異なり、ジャッキーへのアプローチこそ違うが、今作に実業家の娘役で出演している新人女優シュ・ルオハン(23)については「日本人受けする。SNSで写真いっぱいあがってる。すっごいカワイイ」(ジャッキーちゃん)、「あ~かわいかった~。(試写を見)終わった後すぐ調べちゃいました」(武田)と意見が合った。

「ジャッキー作品は、周りのキャストとかもちゃんとチャーミングに描いていて、みんな色があるっていうのが、ジャッキー・チェンさんは考えて作られているのかなっていうのがすごく感じますね」と武田は力説。そんなジャッキーはもう67歳だ。近年は師匠役や上司役が多いことから、もし共演するなら武田は「弟子になりたいな。できれば手合わせしたいです。ボコボコにされたい」そうだ。