演歌歌手・五木ひろし(73)が12日、都内で音楽イベント「ITSUKIフェス」を開催。ナインティナインの岡村隆史や横山剣、DA PUMP、ももいろクローバーZなどを迎えて豪華な顔ぶれになった。

 1971年に「五木ひろし」として活動を始めてから50周年の節目の年での大イベント。当初は10日から4日間開催の予定だったが、3度目の緊急事態宣言で10、11日の公演が中止。この日は都との話し合いで、ようやく開催にこぎつけた。

 五木はももクロと「行くぜっ!怪盗少女」をコラボしたり、DA PUMPとヒット曲「U.S.A.」で一緒に「いいねダンス」を披露してみせた。軽快なダンスを見せた五木は「73歳になりましたけど、ボクが考えている73歳よりも若いと思う」と若さをアピール。今でも歌うキーはデビューの時と変わらないという。「『よこはま・たそがれ』もデビューと同じキーで歌うためには、体を鍛えていないといけない。そのためにも毎日体重計には乗っているし、ベスト体重になるようにストイックにやっている」と50年間歌い続けてきた秘訣を明かした。

 エンディングでは新曲「日本に生まれてよかった」を全員で歌唱。五木は「『ITSUKIフェス』が開催できたことを良き思い出として、これからも精進して頑張っていきたい」と誓った。