J1横浜FCのカズこと元日本代表FW三浦知良(54)が、5月15日の「Jリーグの日」に合わせてメッセージを発信した。

 カズは28年前の同日に行われたJリーグ創設初年度の開幕節「川崎V―横浜M」にフル出場。そんな思い出の日を前に、歩みをともにしてきたJリーグへの思いを語った。「この度、Jリーグが誕生してから29年目を迎えました。本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです」とファンへの感謝を口にした。

 世界中が新型コロナ禍に見舞われている現状もあり「今現在もそうですが、これまでもJリーグでは幾多の困難がありました。そのような状況でも、誰かが困っていればクラブの垣根を越えて手を差し伸べて、共に乗り越えてきました」と連携、協力の重要性を強調。

 そして「Jリーグを通して生まれてきた歴史や絆は決して色あせず、受け継がれていくと思います。これからも皆さんと一緒に様々な方に愛されるJリーグ、世界に誇れるJリーグを目指して新たな歴史を刻んでいきましょう」と呼びかけた。

 横浜FCは15日に湘南戦(ニッパツ)に臨む。日本サッカー界のレジェンドが節目の日に活躍を見せるか注目が集まる。