歌手・氷川きよし(43)が6月8日に発売する待望のニューアルバム「南風吹けば」の詳細を発表した。

 最新シングル「南風」が好調の氷川。アルバムには「南風」をはじめ、2度目のタッグとなるレーモンド松屋が作詞作曲した「千年先までも」、湯川れい子氏作詞の「紫のタンゴ」、前向きな思いを詰め込んだ「星空のメモリーズ」などオリジナル曲全12曲を収録している。演歌、歌謡曲を主体とした、入魂のアルバムとなった。

 今回のアルバムは新型コロナウイルス対策を細かく行いながら、1月下旬より4月末にかけてレコーディング。ジャケットは氷川が青空のバックに白いシャツを着たさわやかな写真となった。

 氷川は「この困難な時代に、少しでも人の気持ちに寄り添う、希望を感じられる作品、アルバムになればと思って作りました。1年半ぶりの演歌・歌謡曲主体のアルバムなので、久しぶりの『ザ・演歌』みたいな作品も収録しています。聴いていただくと、『よし頑張ろう』って思ってもらえる内容になったんじゃないかなって思います」とコメントを寄せている。
 
 また、今作の初回限定盤には収録曲「紫のタンゴ」のミュージックビデオを収録。東京近郊のスタジオで制作し、氷川がメイクや衣装を変え、二面性の世界観を表現した演出で、プロのタンゴダンサーを起用し、躍動感のある作りとなっているという。