ロックバンドB’zの全楽曲が、21日から各サブスクリプションサービスでのストリーミング配信が開始された。

オリコンの平成No.1売り上げアーティストで、アルバムの総売り上げ枚数は4600万枚を超えるB’zの楽曲が、ついにサブスク解禁された。デビュー曲「だからその手を離して」から、この日配信の最新曲「きみとなら」までの全シングルや、ベストアルバムなどを含むアルバム作品に加え、松本孝弘(60)と稲葉浩志(56)のそれぞれのソロ作品も、一部をのぞいて解禁され、その数は実にのべ880曲におよぶ。

昨年からのコロナ禍で、少しでも音楽やエンターテインメントに触れてほしいという願いから、松本と稲葉がそれぞれ自宅でセッションを行った動画の公開をはじめ、昨年10~11月には初の無観客配信ライブ「B’z SHOWCASE 2020-5 ERAS 8820-Day1~5」を5週連続で開催した。そうした活動を通して、いつでもどこでも楽曲を楽しめるサブスクでの配信を解禁してほしいという多くのファンからのメッセージに、今回は応える形となった。

また8月25日には、同配信ライブのDVD&ブルーレイの発売も決定した。

○…日本では12年ごろから本格的に開始された定額制音楽配信サービス(サブスクリプション)では、宇多田ヒカル、井上陽水、松任谷由実、Mr.Childrenらをはじめ、昨年からはサザンオールスターズや小田和正、久保田利伸、中山美穂らが解禁している。