亀田和毅、復帰戦へ計量クリア 無観客試合も「亀田和毅を存分にアピールしたい」

 「ボクシング・8回戦」(22日、176BOX)

 ボクシング亀田3兄弟の三男で元世界2階級王者の亀田和毅(29)=3150=が21日、大阪市内で行われた計量を通過した。1年10カ月ぶりとなる復帰戦はノーランカーの三宅寛典(32)=ビッグアーム=とノンタイトル8回戦で対戦する。契約体重56・5キロに対し、和毅が56・4キロ、三宅は55・9キロだった。

 兄の亀田興毅氏が開設した3150ファイトクラブによる初興行となる。当初、5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定されていたが、大阪府への緊急事態宣言発出により延期となった。緊急事態宣言延長によるJBCからの要請を受けて、無観客試合で開催される。

 和毅はレイ・バルガス(メキシコ)判定負けした19年7月のWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦以来の試合。国内での試合となると18年11月のアビゲイル・メディナ(スペイン)とのWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦以来となる。

 所属ジムを通じ「無事に計量をクリアできて、いい感じに仕上がりました。あとは体調を回復させて明日の試合で練習してきた成果を出すだけです。試合は一回延期になりましたが、切り替えて練習できたので更にコンディションは上がったと思います。明日は無観客試合になりますが、後日、ABEMAの番組内で放送もされます。久々の日本での試合ですが、次に繋がる試合をして、亀田和毅を存分にアピールしたいと思います」と意気込みを語った。

 戦績は和毅が39戦36勝(20KO)3敗。三宅は21戦9勝(1KO)10敗2分け。

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