東京パフォーマンスドール:今年9月で無期限活動休止へ メンバーは芸能活動続行 篠原涼子ら輩出

東京パフォーマンスドール
1 / 1
東京パフォーマンスドール

 女優の篠原涼子さんらを輩出したガールズグループ「東京パフォーマンスドール(TPD)」が今年9月26日をもって無期限で活動休止することが5月26日、明らかになった。メンバーの高嶋菜七さん、上西星来さん、櫻井紗季さん、浜崎香帆さん、脇あかりさん、橘二葉さんは、タレントとして芸能活動を続ける。9月26日にZepp Tokyo(東京都江東区)でラストライブを開催する。

ウナギノボリ

 リーダーの高嶋さんは「結成から8年の間、東京パフォーマンスドールの一員として活動してきて、たくさんの思い出があります。ここには書ききれないほどたくさんです。どれもこれもが私にとっての家宝だし、みんなと過ごしたこの日々は宝物です」とコメント。

 さらに、「次のステップへ進むためにみんなで話し合い決断したことなので、決めた以上これからはグループから離れても自分自身に負けず頑張っていきたいです」と話し、「TPDでいられるまでの期間、大好きなメンバーと大好きな皆さんと最高の思い出を作りたいです。ぜひ9月26日に行うラストライブ見に来てください。これまでの思いを直接伝えさせてください!」と語っている。

 所属する芸能事務所「キューブ」は「昨年から感染症の影響による生活の変化により、グループとしての音楽活動や、ライブ、イベントの開催を、これまで同様に行うことが難しい状況となる中、メンバーとスタッフの話し合いを重ね、各人の個性をより前面に出した活動を行うにあたり、グループ活動を休止させ、それぞれの個人活動を活発化させていく方向で今回の結論にいたりました」と説明している。

 TPDは1990年にデビューし、篠原さん、穴井夕子さん、ヒップホップユニット「EAST END×YURI」の市井由理さんなどを輩出したグループで、東京・原宿のライブハウス「ルイード」を母会場に、ノンストップで歌とダンスを繰り広げるライブ「ダンスサミット」を毎週行うなど、プロのパフォーマンス集団として活動。結成2年で武道館ライブを成功させ、翌年には横浜アリーナ(横浜市港北区)公演も成功させるなど、人気を博したが、1996年のライブを最後に活動を休止した。

 2013年6月19日に全国8800人の中から選ばれた現在のメンバーで復活。TPDの精神を継承し、唯一無二のパフォーマンス集団となることを目標に掲げてきた。2020年にTPD誕生から30周年を迎え、初代リーダーの木原さとみさんら初代メンバーと新生メンバーによるコラボアルバムのリリースと記念ライブが開催された。

芸能 最新記事