女性アイドルグループ、東京パフォーマンスドール(TPD)が、現メンバーでの活動を9月末で無期限休止することを27日、公式ホームページなどで発表した。

13年に新メンバーで復活した同グループ。昨年、結成30周年を迎えていた。発表では「昨今の感染症への対策による人々の生活の変化により、グループとしての音楽活動や、ライブ、イベントの開催を、これまで同様に行うことができなくなりました。TPDが大切にしてきた唯一無二のパフォーマンスをお客さまに直接届け、かつ、直接対話をすることでお客さまと夢を共有する機会が一切なくなり、計画を新たに策定するためには相当の時間を要する見込みとなりました」。

さらに現在6人のメンバーがいるが、「これからは個人活動を通して目標を達成し、次のステップへと進むべく、グループとしての活動を無期限休止することを決断した次第です。それぞれのメンバーが歩き出すのは、いばらの道です。今後とも、覚悟を持って夢をかなえようとする姿を、あたたかく見守っていただけますと幸いです」。9月26日にZepp東京で単独ライブを開催し、活動に一区切りつけるという。

同グループは、90年に結成され篠原涼子をはじめ、市井由理、穴井夕子らを輩出。96年に活動停止状態になったが、13年6月にオーディションから選出された新メンバーによって17年ぶりに復活。現在は、高嶋菜七、上西星来、櫻井紗季、浜崎香帆、脇あかり、橘二葉の6人で活動中。