レスリングの全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)初日(27日、駒沢体育館)、女子53キロ級決勝で藤波朱理(17=いなべ総合学園高)が入江ななみ(26=ミキハウス)をテクニカルフォールで下し、初優勝。昨年末の全日本に続く2連勝で、初となる世界選手権(10月、オスロ)代表に決まった。

「『いつも通り』と自分に言い聞かせて戦った。優勝できて良かった。世界選手権は想像するだけでワクワクします」と笑顔。2024年パリ五輪で金メダルが期待される新星は「世界の選手に強いな、と思われるぐらい、強くなっていきたい」とさらなる成長を誓った。