ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6日、さいたまスーパーアリーナ)を控え、元SKE48のタレント、松井珠理奈(24)と〝バカサバイバー〟青木真也(38)が見どころを語った。2人は「ABEMA」での事前番組や「レッスルユニバース」での生中継で解説を務める。4日に掲載した対談では青木が松井を新団体「MGF(マツイ・ゲノム・フェデレーション)」に勧誘する一幕もあったが、今回は…。

 ――6人タッグ戦でデビュー2戦目を迎えるSKE48メンバー・荒井優希への期待は

 珠理奈 優希ちゃんはSKEの中で言うとヒールなんですよ。ちょっと毒舌だったりして。でもプロレスになるとすごく真面目で。この間(5月4日)のデビュー戦前日も泣きながら電話をかけてきたんです。「もう無理です。できないかもしれない」って言ってたけど「デビューでそんなうまくいく人は絶対にいないから。最初っていうのはみんな難しいから大丈夫だよ」って励まして。終わった後「うまくいった」っていう電話ももらったんです。

 ――荒井におススメの技は

 珠理奈 カミゴェじゃないですか。優希ちゃんのスタイルに合ってると思います。カミゴェで(デビュー戦で負けた)伊藤麻希ちゃんを倒してほしい

 青木 いや、そこは頭突きでしょう。伊藤と頭突き対決です。カブトムシみたいに。荒井さんは、MGFにぜひ来てほしい。

 ――ほかに注目カードはありますか

 珠理奈 (パネルを見ながら金剛とDDT軍団の対抗戦を指さして)ここですかね。いかついですよ。ここだけ。

 青木 うーん、そうだなあ…。

 ――この試合の見どころは

 珠理奈 金剛はずっと一緒にやってきた結束力がありますよね。チームワークメチャクチャいいんで。

 ――DDT側から見るとこのカードは…

 青木 納谷幸男ですよ(断言)。東スポウオッチャーとしては納谷さんを外せない。

 珠理奈 納谷さんがそんなに 注目しておきます。

 青木 期待していいと思いますよ。だって誰が来ても納谷さんと対峙したら面白いでしょう。あとは、杉浦軍(杉浦貴、桜庭和志組)と対戦する男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシン組。ある意味、武藤敬司の伝統芸能に対抗できるのはこの2人かもしれない。

 珠理奈 杉浦軍はプロレス界の〝アベンジャーズ〟みたいな感じなんですよね。それが、ディーノさんと絡むと、〝お尻の問題〟があるじゃないですか。杉浦軍の人たちはお尻NGじゃないですかね。

 青木 いや、あれは通過儀礼だから。通過した人間からすると、受け入れることによって新しい世界が開けるんですよ。

 珠理奈 青木さんは本来NGじゃないとダメな人なんですよ。格闘技の人がお尻出していいのかなみたいな。

 青木 俺は格闘技でもお尻を出したいですよ。

 珠理奈 そういう意味じゃなくて(呆れ)。私的には青木さんがDDTでお尻出すのは「いいのかな」って思っちゃうんです。

 青木 (誇らしげに)そのために脱毛してますからね。

 珠理奈 そういう問題じゃない…。