米米CLUBが6日、茨城・行方市で、農業とエンターテインメントと再生可能エネルギー活用を融合した「AGRI PROJECT」の一環として田んぼアートの田植えを行った。

ボーカルの石井竜也(61)が田んぼアートを制作するにあたり、メンバーのBON、MINAKO、MARIが田植えに参加。石井のアート作品を補完するテント倉庫の外観も披露された。

石井はグループ名にかけて「こういうお話がいつかこないかと、待っていたような、待っていないような、やっとこういう仕事が入ってきたなと。やりがいをもってやってます」と語った。

石井とMINAKO、MARIは同県出身。「自然から学ぶことから、人間って発想能力とかアイデアとかが出てくるんだろうなって今は思っていて、出身が田舎でよかったなと思いますね」。

同プロジェクトに賛同したのは「新しい農業の形をやってるな、若い人たちが若い人たちの発想で若い人たちのためにやっている農業、いままでの漢字で書く『農業』ではなくて『農業アート』をやっているような、なんだかアーティストっぽい」と感じたからだ。

田んぼアート制作について「水の波紋というキーワードでずっと考えていました。新しい農業のあり方、やり方っていうのが、波紋のように日本中に広がっていって、おじいちゃん、おばあちゃんだけが働いている農家じゃなくて、若い人たちがガンガン働いているカッコイイ農家というのができていったらいいなと。波紋とか絵っていうのは平面なので道を走っている人にはわからないと思うので、そういう人たちにも、あれなんだろう? っていうアイキャッチになるような立体作品を置く準備をしています」とした。

「AGRI PROJECT」は、らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジとサンライズプロモーション東京が、らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジを拠点として行う、農業×エンターテインメント×再生可能エネルギーの活用を融合したプロジェクト。