俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第18回「一橋の懐」が6月13日に放送され、津田寛治さん演じる武田耕雲斎の“最期”が描かれた。
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第18回では、篤太夫(吉沢さん)は、天狗(てんぐ)党討伐のため慶喜(草なぎ剛さん)とともに京をたつ。一方、成一郎(高良健吾さん)は、慶喜からの密書を耕雲斎(津田さん)に届ける。耕雲斎は降伏を決めるが、悲しい運命が待ち受けていた……。
藤田東湖(渡辺いっけいさん)と共に水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人さん)を支えた耕雲斎。東湖の息子・藤田小四郎(藤原季節さん)に懇願され、尊王攘夷(じょうい)派の天狗党の総大将となるも、幕府軍の追討を受けて降伏。捕らえられたあとは、慶喜の意向をことごとく無視する形で、小四郎と共に斬首された。
SNSでは、「耕雲斎様あああああ!」「耕雲斎の悲しい最期」「あっさり斬首」「武田耕雲斎は自業自得とはいえ可愛そうに思えるなぁ」「切腹すらさせないってひどすぎ」「ひどすぎる…あんまりだ…」といった声が次々と上がった。
また、その首は「塩漬け」にされ、水戸でさらされたという話が出ると、「『麒麟がくる』以来の首の塩漬け」「首の塩漬けが再来」「二期連続、首の塩漬け」「でた塩漬け」「首の塩漬けに反応する麒麟の民ほんと好き」などと大河ファンは盛り上がっていた。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
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