女優波瑠(29)が主演する21日スタートのフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)のリモート制作発表が15日、行われた。

夜間救急医療専門の医師チーム、ナイト・ドクターの姿を描くオリジナルの青春群像医療ドラマ。波瑠はフジテレビの看板ドラマ枠「月9(げつく)」初出演で初主演となる。

波瑠は「365日24時間、どんな患者も断らない医療」を目標に、昼夜完全交代制を試験的に導入した柏桜会あさひ海浜病院の医師・朝倉美月役。「医療ドラマ、医者役は経験がなかったので、一から勉強しました。覚えなくてはならないことが多くて大変でしたが、どうにかやっている感じです。夜の病院は緊急性の高い患者が多いとか、不安があると思う。そういう中で命と向き合う人間の姿を描き出せたら。人間ドラマも楽しめると思います」と話した。

17日に30歳の誕生日を迎える。サプライズで花束を贈られ「30歳になります。お仕事も頑張らせてもらって、周りの人も幸せにできれば」と笑顔を見せた。

指導医・本郷亨役の沢村一樹(53)は波瑠について「医師役をやったことがないというのがうそかと思うくらい、クランクインした時になりきっていた。座長としても泣き言を言わないし、周りの僕らもリラックスして撮影できた。僕なんかより、全然頼りになる」と笑った。

研修医上がりの内科医・深澤新役のKing&Prince岸優太(25)は「みなさん、いじってくれるので感謝でしかない。現場を楽しんでいます」。この日、欠席した先輩医師役の田中圭(36)からは、イタズラでお尻に指を突っ込まれる“カンチョー”をことあるごとに仕掛けられている。「人生で、こんなにカンチョーをされるとは思いませんでした。今日は田中さんがいなくて寂しいですね」。

ドライに振る舞う医師・高岡幸保役の岡崎紗絵(25)は「放送日が、まもなくなんだなと思うとドキドキします」と話した。

脚本は同局「グッド・ドクター」「ラジエーションハウス」などの大北はるか氏。