俳優の藤岡弘、(75)、天翔愛(19)、藤岡真威人(17)天翔天音(16)の藤岡ファミリーが21日、「映画『トゥモロー・ウォー』親子の絆トークイベント」に出席した。

 映画は現在と未来(2051年)を舞台に、家族を守るために未知のエイリアンとの戦争を描いたSFアクション作品。

 映画を見た藤岡弘、は「今回思うのはね、やっぱり未来を救う力は愛の強さなんだよね。父親の愛の強さ、家族の絆の深さ、強さ。愛こそがすべて。これがテーマなんですよね。だから壮大なスケールではあるんですけど、その根底の中心がここにある。見応えのある内容なんで家族全員でご覧になっていただきたい」と熱弁した。

 報道陣から、そんな父の「ここだけは直してほしいところは」と問われると、子供たちからまさかのダメ出しが連発した。

 愛は「父は本当にいつも真剣なので一回スイッチが入ると愛情がこもり過ぎて話が止まらなくなっちゃう。父の話を聞くのはすごく好きなんですけど時間を分けてくれたらうれしい」と話した。

 真威人は「お弁当を毎朝、作ってくれるんですけど、愛情が大きいせいか、おにぎりがデカすぎる」と注文。

 天音は「料理を手伝っている時に、真剣になり過ぎて怖い時がある。もっと優しくしてほしい」と話すと、愛も同調していた。
 
 子供たちのダメ出しに対して藤岡弘、は「世界中を回って生死をさまよったこともあってね。『よく死ななかったな』という思いが多々ある。ちょっと心配になってしまって、一言多くなってしまう。君たちの未来が心配になるんだよ。そこに少しでもスキルや知恵、経験したものを伝えたい願いがそうなってしまう」と弁解が止まらなかった。