EXILE NAOTO(37)主演の映画「ダンシング・マリー」(SABU監督、21年公開予定)が、現地時間23日までイタリア・ローマで開催されたアジアン映画祭で、「Most Original Film Award(最優秀オリジナル映画賞)」を受賞した。

同映画祭は今回で18回目を迎え、これまで100本以上の日本映画が上映されてきたが、同賞を受賞したのは初めて。19年10月にスペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」のワールドプレミアで上映され、ポルト国際映画祭でも審査員特別賞を受賞している。

NAOTOは「このたび、アジアン映画祭での受賞大変光栄に思います。映画というエンターテインメントがこの世の中に与える力を信じて公開に向けてスタッフ一同全力で取り組んでいきたいと思います。皆さんに観賞していただける日を心待ちにしております」。

SABU監督も「今回の受賞、ありがとうございます。すごく光栄です。この映画は“今をどう生きるか”と“考え方1つで未来が変わる”を脚本にした作品です。今、世界がコロナ感染で大変なことになっておりますが、本作を通してより未来へプラスにつながる“何か”をつかんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。

同作は、解体予定のダンスホールにすみついたダンサー・マリー(坂東希)の霊から恋人のジョニーを探してほしいと頼まれた、NAOTO演じるしがない市役所職員の研二と、霊能力を持つ女子高生の雪子(山田愛奈)が、2人の恋を成就させるため、時空を超えて奮闘するヒューマン・コメディー。昨年、日本で公開予定もコロナ禍で延期されており、年内の公開を予定している。