演歌歌手北山たけし(47)がテレビドラマのナレーションに初挑戦することが25日、分かった。

TOKYO MXの連続ドラマ「人生いろいろ」(7月9日スタート、金曜午後1時)で、歌手で俳優の寺西優真(27)が主演を務める。

東京で100年続く老舗和菓子屋「きしだ」を、男5人兄弟の三男でありながら継いだ岸田龍太郎を寺西が演じる。冨家規政と長谷直美が両親役のホームドラマだ。劇中歌として13年に亡くなった島倉千代子さん(享年75)の「人生いろいろ」が使われる。

北山は「今回、初のドラマナレーションのお話をいただき、とてもうれしく思います。歌とはまた違った緊張感・ドキドキ感を楽しみながら、ドラマの1話1話のナレーションをしっかりと務めていきたい」と意気込みを語った。

番組については「人の愛、友情、親子の情愛に焦点をあてた愛情物語『人生いろいろ』。時代とともに変わりゆく世の中で、家族の絆をお伝えしておりますので、是非皆様に見て頂きたいと思います」とアピーした。「今後、新しいチャレンジとして、この経験を歌に生かせられるよう頑張ってまいります」と歌手としての幅を広げる一助とするつもりだ。

寺西も「『人生いろいろ』の北山たけしさんのナレーション録りに参加させて頂きました。自分が演じた岸田龍太郎とその家族のやりとりが、北山さんの優しくて力強い声で表現され、より一層物語に厚みが出て鳥肌が立ちました」と北山に感謝。「北山さんのオープニングのナレーションと物語を合わせてたくさんの方に見て頂きたいと思っています」とコメントした。