清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第6週「大人たちの青春」(6月21~25日)では、耕治(内野聖陽さん)と亜哉子(鈴木京香さん)の“青春”が描かれ、SNSでは「トレンディードラマ見てるみたい」「東京ラブストーリーの時代感」「懐かしい…」と盛り上がりを見せた。同週を視聴者の声と共に振り返る。
ウナギノボリ
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劇中に登場した“若き日”の耕治は、パーマのかかった長髪で、襟にボアが付いたジージャン姿。一方、亜哉子はワンレンヘアで、紺のブレザーという格好をしており、視聴者は「あの頃のファッションが取り上げられてる…」「めちゃくちゃ時代反映してる」「亜哉子さんはJJ派」と、二人が出会った1980年代を知る視聴者が反応した。
そして同週の盛り上がりの一つが、耕治に思いを寄せる亜哉子の“恋の逆転劇”。当時の亜哉子は、ライブハウスでトランペットの演奏をしていた耕治に惹(ひ)かれていた。亜哉子は、耕治を待ち伏せして映画に誘うこともあったが、あえなく断られてしまい、「切ない…」「亜哉ちゃん、頑張れ」「亜哉子さんがグイグイ押してたとは意外」といった声が集まった。
しかし、6月25日放送の第30回で、「音楽やるやつは、陰とか、傷とか、不幸とかを背負ってねえと色気は出ねえって……」と愚痴をこぼす耕治を亜哉子が“全肯定”するシーンが登場。「ポジティブで前向きであることが、魅力にならない世界なんてクソです!」と啖呵(たんか)を切って、耕治を振り向かせた亜哉子に対して、「すがすがしい!」「亜哉子さんの『クソです!』が最高にスカッとさせてくれたなー」「亜哉子さんの言葉にグッとくる」といった感想が書き込まれた。
「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。
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