俳優中川大志(23)新木優子(27)らが27日、都内で、7月4日スタートの日本テレビ系ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日曜午後10時30分)の制作発表記者会見に出席した。

同作は、中川演じる、最高に間の悪い“殺し屋”男虎柊(おのとら・しゅう)が、育ての父を殺した人気漫画家・鳴宮美月(新木優子)に報復するために近づくが、逆に恋に落ちるスリリング・ラブコメディー。 地上波のゴールデンプライム(GP)帯の連ドラ初主演となる中川は「優しくて真っすぐで、なかなかうまくいかないこともあるキャラクター。観てくださる方が応援してくださる男になるように」と意気込みを語った。

相手役の新木は「ミステリアス感を出せるように頑張って演じています。どんな性格なのかがつかみきれないというのが魅力」と語った。

会見終盤に、中川は「おなかが痛い。さっき食べたラーメンが…」と急に腹痛を訴え、新木も「(冷房で)冷えてしまって…1回はけていいですか?」と2人そろって舞台袖にはけた。会場の空気が張り詰めると、花束をもって笑顔の2人が登場し、誕生日が近い中尾明慶(32)と水野美紀(46)をサプライズで祝った。

中尾は驚いた顔で「いきなり体調崩したと思って、脇汗半端ない。本当に焦った。ヤバイと思って…」と2人の演技にひっかかった様子。水野は「なんかの仕込みだなって思いましたけど、(自分へのサプライズとは)全然知らなかったのでビックリです」と目を丸くした。

当初は、何事もなく舞台袖にはけてから花束を渡す予定だったというが、新木は「さっき中川君と打ち合わせて、おなか痛くなろうということで」としてやったりの表情を浮かべた。

中尾は「こういう場でお祝いいただいてありがたい限りです。暑い現場ですけど、引き続き仲良くすてきなドラマをお届けできたら」。水野は「こんな形でお祝いしていただいてうれしいです」と感謝した。

笑顔のたえない会見の最後に、1週間後に迫ったスタートに向けて、中川は「今までにない新たな色にできあがっている。僕たちも完成が楽しみ。毎日濃いメンバーで楽しい日々で撮影頑張っています」とアピールした。

田中みな実(34)鈴木伸之(28)藤木直人(48)も出席した。