村西とおる監督(72)が28日、ツイッターで聖火リレーで富士山を走った冒険家・三浦雄一郎氏(88)を称賛した。

 史上最高齢でのエベレスト登頂記録を持つ三浦氏は27日、聖火リレーで富士山5合目を走った。三浦氏は昨年6月、難病の頸髄硬膜外血腫を患い、しばらく寝たきりの状態だった。しかし、リハビリを続け、当日はストックを突きながら聖火リレーを終えた。

 この“偉業”に村西監督は「冒険家の三浦雄一郎さま(88)が富士山5合目で聖火をつないだ。ついこの前まで入院生活を送っていたが、ストックをつきながらしっかりとした足取りで進み、『日本の象徴・富士山に聖火を運べて最高だった』と語る」と当日の三浦氏の様子をつづりつつ「さざ波程度で無観客を叫んだロクデナシには何度生まれ変わってもできない情熱の伝承」とその強じんな精神力をたたえた。