女子プロレス「シードリング」の高橋奈七永(42)が、かつての同志と久々に共闘する。

 自身の25周年記念大会(11日、東京・後楽園ホール)で中西百重(40)と組み、さくらえみ(44)、夏樹☆たいよう(37)組とタッグマッチを行う。

 シードリング初参戦となる中西とは、同じ全日本女子プロレス時代の1996年7月に後楽園ホールでデビュー。〝ナナモモ〟としてコンビを組み、WWWA世界タッグのベルトを獲得する実績を残した。

 そんな苦楽を共にした同志との久々のコンビとなり「今は4児の母ですが、同期でありライバルであり、一緒にベルトを巻いたよきタッグパートナー」と和やかな表情で語った。

 しかし中西は「25周年を派手に楽しくお祝いできたら」と祝福する気持ちを持ちつつも「怖いな。タッグでやるけど、もしかしたら『物足りねえんだよ』とこっちにこられるかも。ライバル時期も長かったんで。そうなったら次の日動けなくなる」と警戒心をあらわにした。

 なおセコンドには前川久美子(48)が就く予定で、古き時代を知るファンを喜ばせそうだ。