元アジアンで女優の隅田美保(45)が2日、横浜市のKAAT神奈川芸術劇場で、音楽劇「イキヌクキセキ~十年目の願い~」(2~11日)の公開ゲネプロと開幕直前取材会に出席した。

東日本大震災の東北が舞台で、両親を失った主人公を中心とした人間関係が描かれるハートフルなストーリー。歌、ダンス、芝居が盛り込まれたエンターテインメントだ。

先月3日に解散を発表し、演技の世界に飛び込むことを明かしてから初の作品となったことについて「ご縁を頂きましてありがとうございます」と感謝。今後の女優人生について「いっぱいこれからの人生、ひまわりを咲かせていきたいと思います」と同作に登場する「ひまわり」にかけて意気込みを語った。

隅田が演じるのは道の駅の駅長だが、20代後半の設定という。約20年若返らせなければならず「見どころとしては普段より高めな声でやっている。そこを(注目)お願いします」と明かした。

屋良朝幸(38)浜中文一(33)松本明子(55)松下優也(31)ペナルティのヒデ(50)安寿ミラ(61)松平健(67)も出席した。

隅田は、6月3日に馬場園梓(40)とのお笑いコンビ、アジアンを解散することを発表した。SNSでは「アジアンとして22年間活動してまいりましたが、今後は、昔からの夢でもあった演劇の世界で芝居やミュージカルに本格的に挑戦していきたいと思っています」などとつづっていた。