アルコ&ピース:“遠慮笑いしない”日向坂46齊藤京子に感謝 マヂラブ&ニューヨークと新バラエティー

「脳天カルパッチョ」に出演する(左から)齊藤京子さん、村上さん、平子祐希さん、酒井健太さん、野田クリスタルさん、嶋佐和也さん、田渕章裕さん=テレビ朝日提供
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「脳天カルパッチョ」に出演する(左から)齊藤京子さん、村上さん、平子祐希さん、酒井健太さん、野田クリスタルさん、嶋佐和也さん、田渕章裕さん=テレビ朝日提供

 お笑いコンビ「マヂカルラブリー(マヂラブ)」「アルコ&ピース(アルピー)」「ニューヨーク」が三つの企画でバトルする新バラエティー番組「脳天カルパッチョ」(テレビ朝日)が7月3日午後11時から放送される。このほど行われた会見で、アルコ&ピースの酒井健太さんは、番組MCを務めたアイドルグループ「日向坂46」の齊藤京子さんについて、番組の“大黒柱”だったと話し、感謝の思いを明かした。

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 番組は、「観客は数える程度の中野の地下のライブ時代」から顔見知りだった3組が、舞台を六本木のテレビ朝日に変えて、「表現力」「構成力」「コント力」が試される三つの企画で面白さを競うバラエティー番組。それぞれの企画では、リモートでつなげた若手芸人50人が、誰が一番面白かったかをジャッジし、「面白くない」と評価されたコンビのネタは放送されず、動画配信サービス「TELASA(テラサ)」のみでの配信、“テラサ行き“になってしまうというシビアな内容かつ、MCの齊藤さんが、持ち前の“低温ボイス”で3組の芸人を切っていく。なお、収録時点でニューヨークの屋敷裕政さんが新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者と判定されていたため、代役で「インディアンス」の田渕章裕(あきひろ)さんが出演している。

 アルコ&ピースの平子祐希さんは、齊藤さんのMCぶりについて「最初から最後まで一度も遠慮笑いをしなかったので、すごく公平なジャッジメントが横にいるなと思いました」と回顧。「なので、我々もギアを上げざるを得ないというか、今のギアを勘違いしないというか。そこでエンジンをかけられた感じがしますね。あそこの場でからっと笑われてしまうと、我々もそこに寄りかかってしまう悪い癖があるので。(齊藤さんのおかげで)なにくそ精神でやることができました」と明かした。

 マヂカルラブリーの野田クリスタルさんは「中年男性の僕らがやったなかで知らないこともあったと思うんですけど、知らない“ビビり”をまったくしないですね。知らないと大抵余計に笑ったりとか、合わせて笑ったりするんですけど、彼女は全くしないですね。知らないから、笑わない。僕もそうしようと思いました」とにやり。

 マヂカルラブリーの村上さんは「いつもは営業みたいな状態でアイドルの子と会うのですが、今回の番組ではその線が引かれてないよう気がして……。僕はすごく仲良くなれそうな子だと思いました(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 ニューヨークの嶋佐和也さんは「第2回がもしあった時に断ってくる可能性もありますよね(笑い)。もしその機会があれば、ぜひまたMCをやっていただきたいですけど。今、誰もいないところでどんな感じの思いを抱いているかは分かりませんが……(笑い)。でも、本当に齊藤さんのおかげでよりよい空間になったと思います」と感謝を口にしていた。

 番組は放送終了後、未公開映像も含めて動画配信サービス「TELASA(テラサ)」でも配信される。 

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