Kis-My-Ft2宮田俊哉(32)が4日、東京・東京建物Brilia HALLで、初日を迎えた主演音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」(8月8日まで)の取材会に、共演の加藤諒、美弥るりかと出席した。

詐欺師たちによるスリリングなだまし合いを描く痛快劇。脚本家・古沢良太氏が手掛けた同名アニメを舞台化した。

宮田は、“日本一の詐欺師”を自称する枝村真人(エダマメ)を演じる。ジャニーズきってのアニメ好きで、大の原作ファン。「好きがゆえにプレッシャーがすごかったです」と緊張気味に話した。また「主役で大丈夫なのかな? と思って、不安が大きかった。初日の幕が開くと思うと、心臓が飛び出ちゃいそうです」と苦笑した。

舞台主演も8年ぶりで「舞台のお芝居ってどうやればいいんだろうというところからのスタート」と、稽古に苦戦したという。メンバーに相談すると「『でも、それってとても幸せなことじゃない?』とみんなが言ってくれて。それが励みになりました」と語った。また「玉森(裕太)は『全公演行く』と言ってました。毎回言ってくれるんですけど、劇場では1回しか見たことないんです」とジョークを交えて感謝した。

座長の立場については「滝沢(秀明)くんや亀梨(和也)くんのように俺が引っ張っていくというタイプの先輩を見てきた中で、自分はいじられていて大丈夫なのかなと。『いろんなタイプがいるよ』とキャストの方に言われて、安心しました」と笑みを浮かべた。

取材会では、コロナ禍を経て体重が落ちたことも明かした。宮田は「引いちゃうかも知れないんですけど…去年の自粛に入った時から体重が落ちてきて、外食をしなかったら7キロ落ちました」。代謝も良くなったようで、この日の公開稽古でも大量の汗を流した。共演者からも汗かきぶりを指摘され、美弥は「宮田くんが立っていた位置が分かるんです。さっきまでここにいたなって」と笑った。

宮田は「人間ってこんなに自分の体から水が出るんだねっていうくらい。“宮汁ブシャー”です」と恐縮していた。

大阪・オリックス劇場でも上演。