J1神戸にも所属した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)がポーランド1部グルニク・ザブジェに移籍することが決まったと、ドイツメディア「スポーツブザー」など各メディアが報じている。

 昨季までトルコ1部アンタルヤスポルに所属していたポドルスキは新たな舞台を求め、メキシコ1部ケレタロ入りが有力視されていたが、故郷となるポーランド移籍を決断した。グルニク・ザブジェは公式インスタグラムを更新。ポドルスキが10番のユニホームを着用した動画とともに「時が来た。おかえりなさい」と報告している。

 同メディアによると、1年契約を結んだポドルスキは自身のホームページで「グルニク・ザブジェは私の故郷ポーランドにあるクラブです」とし「私の大きな夢は、ある時点でグルニクでサッカーのキャリアを終わらせることです」と、現役最後の舞台であることを示唆したという。

 ポドルスキはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやイングランド・プレミアリーグのアーセナル、イタリア1部インテルなど、ビッグクラブでプレーし、2017年からはJ1神戸にも所属した。ドイツ代表では10番を背負い、14年ブラジルW杯制覇に貢献したスター選手。ポーランドでもさらなる活躍が期待されそうだ。