日本テレビ上重聡アナウンサー(41)が7日、今季限りで現役引退することを発表した西武松坂大輔投手(41)について、同局を通じてコメントを発表した。

上重アナは、PL学園3年の98年、夏の甲子園に出場。準々決勝で、優勝した横浜高と延長17回に及ぶ球史に残る名勝負を展開し、松坂と投げ合った間柄だ。

上重アナは「頭の中で覚悟はしていましたが、ついにこの日が来た、来てしまったとやはり寂しい気持ちになりました。もう1度投げる姿を見せたい! と何十、何百という病院や治療、リハビリをしている姿を見ていたので今はただ『もう投げなくていいよ。頑張らなくていいよ。お疲れ様。』と言いたいです」と思いをつづった。

「私にとって松坂大輔は憧れであり、ヒーローであり、親友であり、戦友です。甲子園のマウンドで投げ合えたことは宝物です。今後は大好きな野球に恩返しする姿を期待しています。私が実況する放送席の隣へもお待ちしています」と実況中継での共演を熱望した。