西武の松坂大輔投手(40)が引退を表明したことを受けて、巨人の村田修一野手総合コーチ(40)、実松一成バッテリーコーチ(40)、杉内俊哉投手コーチ(40)ら〝松坂世代〟のコーチたちが、ねぎらいの言葉を送った。コメントは以下の通り。

▽松坂との思い出

 村田コーチ「彼のボールをみて、野手になったからね。今の村田修一をつくってくれたのは彼のおかげだから。彼の球をみて、この球が打てればプロ野球で成功すると思って練習したわけだからね。日本代表も高校もプロでも一緒にいけたからね」

 実松コーチ「高校のときの日本代表がいい思い出です。高校生であのまっすぐと変化球を投げてね。すごいピッチャーだと思ったし、その球を受けさせていただいた。今思えば、高校時代にあれだけの球を受けさせてもらえて、経験できてね。今の自分があるかもしれないね。なにより最高に楽しかった」

 杉内コーチ「甲子園で投げあったのもいい思い出。高校のジャパンもWBCも、オリンピックも一緒に日の丸背負って戦ったし、飯も行ったしね。話すと長くなるよ。すべてがいい思い出。関係はすごく深いですよ」

▽松坂へのメッセージ

 村田コーチ「現役は終わるけど、日本の野球にこれからも関わってほしいですね。そしていつかまた野球を通して関わったり、指導者としてぶつかり合えるのを楽しみにしています」

 実松コーチ「最後は思い通りにならなかったかも知れないけど、松坂が野球界に残した功績は大きい。若い選手にこれまでの経験を伝えてほしい。長い間お疲れさまでした」

 杉内コーチ「今までよく頑張った! 同級生を引っ張ってくれてありがとう!! って心から言いたいです」