俳優・赤井英和(61)が10日、都内で主演を務めた映画「ねばぎば 新世界」の公開初日舞台あいさつに登壇した。

 赤井が主演を務めるのは、約14年半ぶり。大阪・新世界を舞台にした同作で、義理と人情に厚く、人助けに奔走する主人公を演じた。

 赤井は「コロナの影響で、もっと早く上映するはずやったんですけど延期になりました。(公開は)皆さんのおかげやと思っています」とあいさつ。

 大阪の地名がタイトルに入っていることについては「地元です。実家は今も飛田新地の中にあります。大阪、西成、新世界は子供の時からずっといてるところ」などと思いを語った。

 また壇上には、赤井のプライベートな姿を撮影したシュールな写真などを投稿するツイートが最近話題となっている赤井の妻・佳子さんが、花束を持って登場。

 佳子さんは「赤井は、ツイッターでパンツ一丁の写真を載せてアレですけど…。赤井は大根役者というか…。監督ありきなので(笑い)。こうやって監督がスポットライトを当ててくださって本当に感謝しています」と述べた。

 さらに「(花束は)赤井にあげる余裕がないので、私たち2人から監督に。ありがとうございます!」と言って、監督に花束をプレゼントした。

 これに、思わず赤井は「ワシちゃうんかい!」とツッコみ、会場の笑いを誘った。