ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト・SUGIZO、INORANが10日、都内で開催中の荻野綱久氏のアクリルボード・アート展でのトークショーに出席。東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されたことについて意見を述べた。

 SUGIZOは「皆が誠実に生きていくしかない。誠実に生きている人がより苦労を強いられ、一部では楽をして、責任感が欠如している人もいる」「無責任で路上で酒を飲んでワイワイするのがいいとは思えない」と率直な気持ちを明かした。

 続けて「政府や自治体などのコントロールをしてくれる立場の方の意図が、ちゃんと伝わるようにもうひと押し頑張ってほしい。正直伝わっていない」「僕らはライブを続けていて、できる限り最大の感染防止対策をしながらツアーをしている。安全な部分は確保できるんだと証明したい。今でこそ音楽やアートなどが人の心に寄り添うと思う」「伝える思いを止めないことが必要だと思う」と私見を述べた。

 INORANは「全ての人の未来のことを考えたりすると、いろんな感情があって、どっちが正しいとかはなかなか言葉ではわからない。やはり、負けないで生きていくことが大事では」と語った。