女子ゴルフで元世界ランキング1位にもなった宮里藍(36=サントリー)が13日、自身のSNSを更新し、第1子妊娠を発表した。ネット上では宮里さんへの祝福コメントとともに、最強ゴルファー誕生を願う声が出ている。

 藍はインスタグラムに「皆様に、ご報告です。この度、新しい命を授かりました。日々成長する小さな命に、夫婦共々、幸せと喜びで胸がいっぱいです。出産は今年の冬を予定しておりますが、この度、皆様にご報告させていただく事となりました」と書き込んだ。

 続けて「初めてのことなので、不安もたくさんありますが、お医者様と相談しながら慎重に、安全に配慮して、できる限り今まで通り、お仕事も続けながら、がんばっていきたいと思っています」とし「ご迷惑をおかけする事もあると思いますが、ご理解とご協力に感謝しながら毎日を穏やかに過ごして参りたいと思っております」と記した。

 藍といえば、2003年に高校3年生ながら女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で優勝し、プロに転向。米ツアーにも参戦し、10年には日本人初の世界ランク1位にもなった大スター選手だ。しかも、兄2人(聖志=47、優作=41)はプロゴルファーで父の優(まさる)さんもコーチとして活動するゴルフ一家でもある。

 それだけにコメント欄には、人気者への祝福と体を気遣うメッセージとともに「素敵なお子さんを生んでください。きっと運動神経は抜群でしょう」「藍ちゃん2世が将来ゴルフをすることを選択したならすごく楽しみ」「2世がプロになったら応援する。優勝したら号泣必至だな」などと、ゴルファーになることを期待する声も出ていた。

 藍は17年の引退会見で子供が誕生した場合にゴルフをさせるかを聞かれ「こういう環境なので全くゴルフをさせないということにはならないと思うけど、一緒に遊ぶ感じでならやってみたい」と語っていた。