【テキサス州ヒューストン16日(日本時間17日)発】WWEのスマックダウン大会で、〝WWEのキング〟中邑真輔(41)がMITBラダー戦の前哨戦で奮闘するも勝利を逃した。

 メインで行われたフェイタル4WAY戦の前哨戦に登場した中邑は序盤、エプロンからのジャンピングニーやビッグEと連携したスーパープレックスをオーエンズに決めて攻め込んだ。

 返す刀でビッグEにかかと落とし、セス・ロリンズにランニングニー、オーエンズにスピンキックやリバースパワースラムと、怒とうの連続攻撃を繰り出し一気に勝ちを狙うが、とどめにキンシャサを狙ったところでビッグEのビックエンディングを受けてしまう。

 ロリンズのカットで負けこそ回避できた中邑だったが、終盤にはオーエンズのラダートップからのダイビングエルボーを解説席の上で食らって撃沈。これでのびている間にビッグEをカーブストンプで沈めたロリンズに勝利を奪われてしまった。

 中邑を筆頭にロリンズ、オーエンズ、ビッグE、ドリュー・マッキンタイア、リドル、リコシェ、ジョン・モリソンがラダー上の王座挑戦権利書入りブリーフケースを奪い合うMITBラダー戦が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は、日本時間19日にWWEネットワークで配信される。