大日本プロレスの関本大介(40)が23日、復帰の見込みについて語った。

 関本は6月に右膝創部感染を患い現在まで欠場が長引いている。この日の東京・後楽園ホール大会前に会見を行い「創部感染で3週間ほど入院していました。完治しましたら、リングに戻ってきますのでよろしくお願いします」と説明。続いて同席した登坂栄児社長から、創部感染について「簡単に言うと、傷口にばい菌が入り、うんでしまったりしている」との説明があり、現在5センチほどの傷口が縫われていることが明かされた。

 毎週火曜日に医師の診断を受けており、早ければ来週27日にも抜糸されトレーニングが再開される見込みだ。当初より完治に時間がかかったのは「ファンの方には申し訳ないのですが、関本が筋トレを我慢できなかったから」という衝撃的理由。これに関本はなぜか照れ臭そうにしながら「筋トレができなくて、ストレスで頭がおかしくなりそうでした。実は入院中、ベッドで腕立て伏せをしたら看護師さんに『ベッドが壊れるからやめてください』って怒られたんです」と話した。傷口がふさがるまで安静を命じられたのに、筋トレをして傷口が開いてしまったことがあったようだ。

 それでもその後「ベローチェで私が話を聞いてストレス解消の相手をしたり、コロナで会えなくなってからは奥様(樹里さん)や娘さんが気を使ってあげて」(登坂社長)と周囲の助けで何とか安静にさせてようやく復帰目前まで来たという。

 リング復帰まであとわずか。何を思ったか会見の最後に、目の前にいた樹里夫人を担ぎ上げて「ありがとー! グラシャス!」と叫ぶ奇行にでた関本だが、これでまた傷口がパックリ行っていないことを願うばかりだ。