立憲民主党の蓮舫議員の五輪応援コメントがSNS上で議論を呼んでいる。

 蓮舫議員ら立民はこれまで五輪反対の立場だったが、25日にはツイッターで「堀米雄斗選手、素晴らしいです!ワクワクしました!」とスケートボードで金メダルを獲得した堀米を祝福した。この投稿に「2日前まで反対してたのに」など批判的なコメントが殺到すると蓮舫議員は「五輪で健闘された選手へのTweetに『反対してたのに』と言う反応がありますが、選手への応援と政府の危機管理体制への姿勢は別です」と反論した。

 この投稿がさらに炎上。25日夜には大阪市・松井一郎市長がツイッターで「蓮舫さん、オリンピックが開催されなければ、選手の皆さんが健闘する場所が無かったんですがね!」と批判。その上で「オリンピックパラリンピックが終われば、いよいよ選挙ですからね」などと皮肉った。

 これに対し、前新潟県知事で弁護士の米山隆一氏は「別段オリンピックに反対したって始まった以上健闘した選手を称えて何が悪いのか、反対した者は選手を称えるなというのかと思います」と蓮舫議員の意見を擁護。

 さらに「こういうのって、選手の頑張りとか、夢とかを人質に取って、政府のやる事への反対を事実上封じようとするもので、隠然とした全体主義なんだと思います。オリンピック・パラリンピックが終わればいよいよ選挙ですが、この隠れた全体主義に、誤魔化されてはいけません」などと苦言を呈した。