新型コロナウイルス感染経験者である元NHKアナウンサーでフリーの住吉美紀(48)が、研究のために国立国際医療研究センターに血液を提供したことを報告した。

住吉アナは2日、インスタグラムを更新し、「オリンピックボランティアの合間に『COVID-19回復者血漿の採取と抗体価・活性に関する研究』に血液を提供してきた」と報告。半年前にも同じ回復者血漿研究に参加したが、「提供に十分な抗体がもう私の中に残っていなかったため、少ししか研究に役立てなかった」といい、今回は数日前にワクチン接種を受けたことから、「回復者は抗体価が大幅に高くなると想定できるため、新たに血漿の提供で役立てるかもとご連絡いただき、まずは再び抗体価を調べる血液提供へ」と経緯を説明した。

「また10本くらい採血!だが、折角来たし、現在だけではなく、人類が別のウィルスと対峙しなくてはならない未来の研究に役立つ枠などにも参加、いま採れるだけ採っていただいた」といい、複数の採血容器の写真もアップ。「血漿提供まで行けると、自分の血漿やそこから作った血清で直接いま罹患中の方の治療に役立てる可能性がある」とし、「提供できるくらい抗体価が上がっているといいなぁ」と思いをつづった。