スペイン1部バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)がフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)への入団で10日に合意し〝サッカー史上最強攻撃陣〟が実現した。

 フランス紙「レキップ」など欧州メディアが一斉にメッシとPSGの交渉が合意に達したと報道。契約期間は2年間とみられ、メディカルチェックを経て11日にも入団会見が開催される見通しとなった。

 メッシは6月末でバルセロナとの契約が満了してフリーとなり、新契約の締結に向けて交渉を重ねてきたが、クラブ側がリーグの財務上の規約をクリアできず正式契約を断念した。

 スーパースターがパリに渡ることになり、以前にバルセロナで同僚だったブラジル代表のエースFWネイマール(29)、そして現在世界を席巻しているフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)との夢の3トップが完成。サッカー界の歴史上最強と呼べる攻撃陣がついにPSGで現実のものとなった。

 メッシがPSGにとって悲願の欧州制覇へ向けて新たな一歩を踏み出す。