2016年リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(27=東新住建)が21日、自身のインスタグラムで「8月10日に第1子となる男の子を出産致しました」と報告した。

 登坂は「初めてのことで不安が多く、出産後の報告となってしまいましたが、今は無事に産まれてきてくれたことに喜びの気持ちでいっぱいです。コロナ禍でたくさんの制限がある中で、昼夜問わず病院の先生はじめスタッフの皆さま、たくさんの方々にサポートしていただき、無事に出産することができ心から感謝しています」と心境をつづった。

 さらに「昨年、これからのことを考える中で、いろいろな思いが出てきました。アスリートとして競技への気持ちがある一方で、子供を望む気持ちもあり、夫婦でも話し合いを重ね、妊娠出産を経て次に進んでいくことにしました」とした。登坂は昨年8月にレスリンググレコローマンの元全日本王者で総合格闘家の倉本一真(34)との結婚を発表していた。

 今回の発表を受けて、レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里は自身のSNSで〝妹分〟の出産を祝福。「今でも絵莉がママになった事が信じられませんが、これから家族で力を合わせてステキな家庭を築いていってほしいなと思います。早く会って抱っこしたーい。絵莉、本当におめでとう。よくがんばりました」とコメントした。