川口オートのナイターGI「第45回キューポラ杯」が25日、開幕する。今回は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、無観客開催となり、発走時刻も繰り上げて実施する。

 今節は、お盆に伊勢崎で行われたSG「オートレースグランプリ」で優勝した篠原睦(44=飯塚)をはじめ、青山周平(36=伊勢崎)、鈴木圭一郎(26=浜松)、高橋貢(50=伊勢崎)、前回覇者・早川清太郎(39=伊勢崎)ら強力外来勢に永井大介(44=川口)、中村雅人(40=川口)を中心とした地元勢が覇を競う。

 初日の12Rでは、川口所属の2021年前期ランク上位8人により「川口No.1決定戦」が行われるが、中でも期待は永井だ。当地前節の19~21日に行われたナイター開催で優勝を飾り、いい流れで今節を迎えた。

「最終日(優勝戦)はリングを替えてキャブも調整した。試走タイムは、その節で一番の(3・)32が出た。でも夏場とはいえ(3・)30くらいは出さないと」と前節を振り返り、決して満足はしていない様子。

「これまで消音(マフラー)でいい時はあった。それに比べれば物足りない。タイヤ選びを含めて、しっかり合わせられるようにしたい」と、さらなる機力アップを狙う。

 0メートルオープンの初日12Rは4番車。好スタートを決めて白星奪取なるか注目だ。