川口オートのナイターGI「第45回キューポラ杯」が25日、開幕した。初日メインの12R「川口No.1決定戦」は、永井大介(44=川口)がスタート鋭発して主導権を奪い、そのまま逃げ切り完勝。平田雅崇(40=川口)が2着)、佐藤摩弥(29=川口)が3着に入った。

「スタートはよかった。摩弥がいたし、先に行かれると包まれるしね。逆に自分が先に行けばトップSになると思った」

 その思惑通り、4番車の永井は、5番車の佐藤より先に1コーナーに入り、逃げ態勢をつくったのが勝因となった。上がりタイムも3・377秒と、この日の一番時計をマーク。「逃げだからね」というが、マシンは「いいと思う」と手応えを感じ取る。

 レース後、青山周平(36=伊勢崎)からは「スピード違反ですよ」と言われ表情も緩んだ。「今日は100点」と文句なしのデキ。26日の2日目も好走の期待がかかる。