川口オートのナイターGI「第45回キューポラ杯」は27日の3日目、準々決勝戦を行った。

 地元の永井大介(44=川口)が10Rで1着を奪取し3連勝をマーク。「スタートいけて良かった。エンジンもいいと思う。伸びている」と好仕上がりだ。「試走(タイム)はもう少し出したい」と3・33秒に物足りなさを感じているようだが、実戦での動きは上々。「あとはタイヤ」と足周りを万全にして28日、4日目の準決勝戦10Rに臨む。

 鈴木圭一郎(26=浜松)は12Rで追い切れず2着、3連勝はならなかった。「シリンダーを替えた」とパーツ交換して臨んだが「手前はいいけど先がない。タイヤに負担がかかって乗りづらい。シリンダーは元のものに戻す」と再整備へ。立て直して優出を目指す。

 2日目5着に終わった青山周平(36=伊勢崎)だが、11Rをさばいて制し、立て直してきた。「昨日(2日目)よりもいいし、(1着の)初日よりも少しいい」と好感触。「扱ったヘッド周りの調整をさらに進める」と上積みを狙う。準決勝戦12Rでは、好走を披露してくれそうだ。