人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者で漫画家・高橋陽一氏(61)が31日、都内で「バリュエンスと南葛SCでの合同事業発表会」に出席した。

 スポーツ関連事業などを運営するバリュエンスホールディングス株式会社が「キャプテン翼」とコラボし、グッズ販売、マーケティングなどを行いながら、葛飾区を本拠地とするサッカークラブ「南葛SC」を経営することが発表された。

 世界中でアニメ放送されている「キャプテン翼」には、海外の有名サッカー選手らも大きな影響を受けている。

 高橋氏は「イニエスタ選手などが、海外でもアニメ放送されていて、それを子供のころに見ていて、インスピレーションを受けたとうかがった」と明かした。

 また、高橋氏も同区出身ということで「四ツ木駅がキャプテン翼でラッピングされていて、イニエスタ選手がきて、南葛SCのジュニアの選手たちと写真を撮ったりしていた」というエピソードを明かした。

 同社がクラブの経営に携わることについては「経営の方にも素晴らしい選手が入ってきたなぁという感じ」「南葛SCが大きくなって、世界に誇れるクラブになる礎が始まっているのかな…」と笑みを浮かべた。