世界遺産の京都・西本願寺でのコンサート「西本願寺音舞台」が4日、無観客で開催され、音楽監督の村松崇継、チェリスト宮田大、フルーティストでモデルのCocomi、バレエダンサー中村祥子、オペラ歌手の錦織健、歌手工藤静香、サンドアート集団「SILT」が一夜限りの競演ステージを繰り広げた。

西本願寺境内の国宝・阿弥陀堂に特設ステージが設けられ、宮田大が登場して「いのちのプレリュード」でスタート。詩「いのちのことば」朗読にあわせてサンドアートが披露された。

続いて、木村拓哉と工藤の長女Cocomiが登場。村松とともに「Earth」を演奏。フルーティストとしての本格的な演奏は、今回がテレビ初収録となった。

最終盤には、再び宮田とCocomiが現れ、パフォーマンス。「いのちの歌」が始まると、工藤も加わり、白いシルクのロングドレスで、しっとりと歌い上げた。

Cocomiは「西本願寺は解放感あふれる空間で、のびのびとできしました。『Earth』は、世界中を旅していることをイメージする曲なので、吹いていてもワクワクするものでした」。工藤も「『いのちの歌』は、とても広い方々に伝わる歌だと思います。心で伝える歌だと思いました。みんなに伝わる命の歌なので、頭で考えず自分なりに心の中から出たものを音にしました」とコメントを寄せた。

この舞台の模様は10月下旬にTBS系で全国に放送される。