俳優中村雅俊(70)とタレントのトラウデン直美(22)が6日、都内でBSテレ東「SDGs(持続可能な開発目標)ウイーク」のオンライン記者会見に出席した。2人は24~30日の「みんなで考えよう BSテレ東 SDGsウイーク」のアンバサダーを務める。25日には2人でMCを務める特別番組「想い出リバース!~想い出の品をスゴ腕職人が仰天リメイク~」(午後6時30分)が放送される。

同局の地方創生移住バラエティー「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」の司会を務める中村は「SDGsってどんなことかとチェックしたら、この番組でやっていることだった。一度チェックしてみるといい。私も詳しく知らないので、知らないところから勉強したい。SDGsで、よくやっているのは節電。とにかく無駄をなくすために日常生活で節電を意識している」。

同局の「日経プラスニュース9」で木曜のコーナー「SDGsへの道」のキャスターを務めるトラウデンは「いろいろな取材を通して、SDGsに対して、いろいろな対応ができるようになった。食べることに興味があるので、残さないように考える。自分の興味あることを突き詰めるのもSDGsにつながる」と話した。

25日の特番「想い出リバース!」では、一般の家庭にある品をリメークする。中村は「ゴミと言われるものが再生される。そこに付いているのは思い出。ゴミと言われるものに、誰かとの思い出がまつわり、再生された時に感動を含めて、何かが生まれる」と話して、自身が段ボールで作った財布になる小物入れを披露した。

トラウデンは「亡くなったお婆ちゃまの着物を普段着に使える洋服にリメークしました。思い出が込み上げて話している依頼者の表情を見ていると、ゴミと言われるものが思い出とともに意味を持ってよみがえるんだなと思った。思い出がリメークするモチベーションにもなる。安易に物を捨てるのは止めようと思った」と話した。