女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)は「超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟」(会長・馳浩衆院議員)に昨年11月の設立から参加。事務局長の須藤元気参院議員をサポートする事務局次長を務める。

 同議連に参加した理由を「16歳から女子プロレスの大ファンで、勇気やパワーをもらいながら歩んできました。応援してお役に立ちたい思いで参加しています」と説明する。当時、ファンになったのが現在はフリーで活躍する伊藤薫だった。

「金網デスマッチとかも見て、私自身プロレスから元気をもらっていました」とした上で「何といっても、選手の皆さんが倒されても倒されても立ち上がることです。人生において大切なことをプロレスから教わりました」と熱く魅力を語った。

 現在も国内外のマット界の動向をチェックしており「最近は彩羽匠選手なども含めて、若手の女子プロレスラーを応援しています」と話す。さらに、4月に米WWE・NXTでデビューしたサレイとは長年親交があるそうで「昔から親しくさせてもらっていて、(長男の)礼夢からしたらお姉さんのような存在なんです。もともと礼夢はWWEに憧れてはいましたけど、そのサレイ選手が行ったことで、より思いを強くしたというのはあると思います」と明かした。

 プロレス界をサポートする立場として、今後の国政での活躍にも期待したいところだ。