木村拓哉(48)が7日、都内で行われた主演映画「マスカレード・ナイト」(鈴木雅之監督、17日公開)の完成披露試写会に出席した。女優長澤まさみ(34)沢村一樹(54)らとともに、物語のテーマにちなんだ仮面をつけ、スーツ姿で登場した。

原作の「マスカレード・ナイト」は、東野圭吾氏の人気小説「マスカレード」シリーズの第3作。19年1月に上演し、興行収入46・4億円の大ヒットとなった「マスカレード・ホテル」の続編となる。前作に引き続き主演を務め、ヒロイン役の長澤とタッグを組む。前作と同じホテル・コルテシア東京を舞台に、木村演じる刑事の新田浩介と、コンシェルジュとなった山岸尚美(長澤)が、ホテルの利用者を相手に再び難事件に挑む。

2年ぶりのバディを組んだ長澤の印象を聞かれ、木村は「やっぱ、最高っすよ。本当に」と即答。長澤も「私も最高です」と笑顔で応じ、何度もうなずいた。

撮影はコロナ禍で行われた。木村は「前作は、もうちょっと現場でも間合いも近かったですし、いろんなお話もさせていただいたんですけど、今回はやはりこの状況だったので。でも、お互いの責任を、お互いがちゃんと相手を感じながらやってくださる方なので、相変わらず最高だなって思いました」と強調した。

「恐縮です」と照れ笑いした長澤も、「やっぱり木村さんは座長としての信頼感や安心感が200%ありましたから。もっとかもしれません。誰が来ても受け止めてくれるような器の大きい方なのでぶつかっていけますし、お芝居に集中できる環境でありがたかったです。すごく楽しくお芝居ができました」と感謝した。

この日は中村アン、石黒賢、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、石橋凌、渡部篤郎、鈴木雅之監督らも出席した。