スペイン2部カルタヘナに加入した元日本代表FW岡崎慎司(35)が会見し、今季12ゴール以上を目標に掲げた。

 クラブ公式ホームページによると、岡崎は「カルタヘナにいることができてうれしい。私はスペインでプレーしたかったが、クラブから電話があり、プロジェクトを紹介してくれたのでここにいる。自分で目標を設定するのではなくチームが集合的に成長し、今季に設定された課題に対処できるように支援したい」と意気込みを語った。

 また「ゴールに貢献できると思うのでFWとしてプレーできるのは良いこと」とし「ウエスカでプレーしたとき、12得点を挙げたので、それ以上を取りたい」との目標を語った。その上で12日のオビエド戦でのデビューが期待されていることに「私は元気なのでプレーする準備ができている」と話した。

 また、地元メディアの「スポーツカルタヘナ」は「〝オカ〟は自然なスタイルのCR7(クリスチアーノ・ロナウドの愛称)のようなタイプの得点者ではなく、毎シーズン、コンスタントに得点する」と紹介。カルタヘナの会長は「彼は3度のW杯出場、イングランド・プレミアリーグ(レスター)で優勝と素晴らしい記録を持っている。私たちに大きな喜びを与えると確信しています」と大きな期待を寄せた。