ムード歌謡グループ純烈の4人が主演を務めた映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」(佛田洋監督)の公開記念舞台あいさつが11日、都内で行われ、純烈メンバーや小林幸子(67)前川清(73)小林綾子(48)が登壇した。

純烈が温泉を守るスーパーヒーローに変身し、本格的な特撮アクションをみせる作品。幸子が悪の女王役、前川が温泉施設内の売店店長役、綾子は施設の清掃員役でそれぞれ出演する。

純ブルー役の小田井涼平(50)は「出演していただいた先輩方、コンサートに来られないファンの方々に感謝したい。コンサートでは会えないけど、スクリーンを通して、我々の元気な姿を見ていただけたらうれしい」、純レッド役の白川裕二郎(44)は「コンサートでは会えないけどファンの方に楽しんで喜んでもらえる作品」、純グリーン役の後上翔太(34)は「純烈も夢みたいなグループだけど、映画も夢みたいです。作品のファンを見た方のツイートをいいねしすぎて、制限がかかってしまいました」と、それぞれ話した。

悪の女王、フローデワルサ役で出演した幸子は「子役時代から芝居をやってきましたが、こんなに変顔をやったのは初めて。最初、女王さま役と聞いていたけど、実際は妖怪の役だった。それも、妖怪の衣装はないですかと聞かれ、NHK紅白歌合戦の衣装で出演しました」と話した。

既に、パート2の製作も決まり、純烈メンバー4人が演じる役柄のフィギュアも制作されるという。純バイオレット役の酒井一圭(46)は「大江戸温泉の閉館も決まりさみしいです。温泉を守りたい。特撮ファンの方、演歌・歌謡曲ファンの方、温泉ファンの方にぜひとも見ていただきたい作品です」とアピールした。